偏屈オヤジでごめんなさい

好きな新聞はデイリースポーツ。好きな騎手は江田照。好きな季節は春夏秋冬で言うと五月。偏屈オヤジでごめんなさい。自覚はあるんですが、いまさら偏屈はなおせません。

いい年してビジネス書なんて読んでる場合じゃないと思った理由(3)

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いい年こいてビジネス書なんか読んでる場合じゃない。
読むべきは小説だな、と思った理由の続きです。

ビジネスを動かすものは「言葉」
ビジネスを動かすためには「言葉」が欠かせません。

よい「言葉」は、人の心に響き、その人が持っている力を100%以上引き出します。
逆に、悪い言葉は、人を腐らせ、集中力を削ぎ、周囲に悪影響を及ぼします。

よい言葉を知るには、言葉のプロに学ぶべき。

ビジネス書を書いている人は、ビジネスのプロでも、言葉のプロではありません。
言葉のプロとは、小説を書いている作家です。

たった一言に、すべてを凝縮させるのがプロ。
たった一言を効果的にするために、伏線を巡らすのがプロ。

こうしたプロの言葉遣いを学ぶことができるのが小説です。

ブログやツイッターなどで素人が書いた文章を目にする機会が多くなったからこそ、プロとの違いが分かります。

偉そうなこと言ってますが、このブログを書いている私も、もちろん素人です。

ただ、少しでも上手い文章を書きたいと思っています。
そうした観点で、プロの作家の文章を読んでみると、やっぱり違います。

ビジネスシーンで「文学的表現」を持ち出すのは場違いです。
ただし、言葉を巧みに操ることは、人を動かす上で欠くことのできないスキルです。

それを学べるのが小説。
そんな視点でも小説を読んでみると味わい深いものです。