いい年こいてビジネス書なんか読んでる場合じゃない。
読むべきは小説だな、と思った理由の続きです。
ビジネスを動かすものは「言葉」
ビジネスを動かすためには「言葉」が欠かせません。
よい「言葉」は、人の心に響き、その人が持っている力を100%以上引き出します。
逆に、悪い言葉は、人を腐らせ、集中力を削ぎ、周囲に悪影響を及ぼします。
よい言葉を知るには、言葉のプロに学ぶべき。
ビジネス書を書いている人は、ビジネスのプロでも、言葉のプロではありません。
言葉のプロとは、小説を書いている作家です。
たった一言に、すべてを凝縮させるのがプロ。
たった一言を効果的にするために、伏線を巡らすのがプロ。
こうしたプロの言葉遣いを学ぶことができるのが小説です。
ブログやツイッターなどで素人が書いた文章を目にする機会が多くなったからこそ、プロとの違いが分かります。
偉そうなこと言ってますが、このブログを書いている私も、もちろん素人です。
ただ、少しでも上手い文章を書きたいと思っています。
そうした観点で、プロの作家の文章を読んでみると、やっぱり違います。
ビジネスシーンで「文学的表現」を持ち出すのは場違いです。
ただし、言葉を巧みに操ることは、人を動かす上で欠くことのできないスキルです。
それを学べるのが小説。
そんな視点でも小説を読んでみると味わい深いものです。