帰宅後に藤井聡太六段対畠山鎮七段の王座戦2次予選をAbemaTVで観戦。
見てるとあっという間に1時間、2時間と経過してるんですよね。
結果は96手で藤井六段の勝利。
これでタイトル挑戦まであと5勝となったんですね。
次戦が二次予選決勝で勝てば本戦トーナメントに進出。本戦トーナメントは16人で争われるので、二次予選であと1勝、本戦トーナメントで4勝(優勝)すれば、中村王座へのタイトル挑戦となります。
王座戦のタイトル戦は9月~10月に行われるので、まだ先の話ですが、現時点で最も早く挑戦する可能性があるタイトルが王座です。勝ち残ってますね~。
相矢倉戦で勝利
畠山鎮七段との本局は相矢倉の展開。
藤井六段は後手番でした。
畠山鎮七段が先攻して苦しい展開となりましたが(藤井六段も感想戦で序盤は苦しかったと述べています)、△3二飛を飛車を転回する構想で巻き返し、五分から優勢に。
終盤にもつれた局面もありましたが、96手で藤井六段の勝利となりました。
生中継で見てたのですが、終局後にすぐマスコミのインタビューが入るんですね。
これは藤井六段だけでなく畠山鎮七段も大変そう。
「六段になっての初対局いかがでしたか?」
「六段になって心境の変化などはありましたか?」
「六段と呼ばれることに『こっぱずかしさ』のようなものは?」
といった質問にも藤井六段は律儀に答えてました。
さすがですね。
感想戦で印象に残ったのは畠山鎮七段の「(構想が)全部崩壊した」というセリフ。
何回か繰り返してました。
畠山鎮七段は感想戦の声が聞き取りやすいので個人的に好きな棋士です。
藤井六段も話しやすいのか感想戦がかみ合ってるような気がしました。
感想戦も含めて満足できる一局でした。