藤井六段が竜王戦5組のランキング戦で阿部隆八段に勝利しましたね。
早めの帰宅でAbemaTV観戦予定も、仕事が長引いてしまい観られず。
帰宅後にネットを見ると「藤井六段 七段へあと2勝」との記事がアップされてました。
竜王戦の連続昇級で昇段の可能性があるんですね。
こんなにポンポン昇段されると、ポンポンあげちゃう国民栄誉賞みたいで「段位」の価値が下がってしまう気がするんですが、藤井六段が特別なだけですよね。これは。
阿部隆八段戦に勝利したことで、藤井六段は竜王戦5組のベスト8となっています。
あと3勝で挑戦者決定トーナメント戦への出場が決定。
5組は2人が昇級できるので、あと2勝した段階で昇級が決まり、この段階で藤井七段となります。六段時代もすぐ終わりそうですね。
なお、5組は優勝しないと挑戦者決定トーナメント戦へは出場できない狭き門ですが、強敵が藤井六段と決勝まであたらない別ブロックに固まったので、組み合わせ的には恵まれてますね。
5組で優勝すれば、挑戦者決定トーナメント戦へ。
昨年は6組優勝者として参加しています。
挑戦者決定トーナメント戦で5組優勝者が決勝3番勝負にまで進むには5勝が必要。
ここまで8連勝(ランキング戦3勝+決定トーナメント5勝)が必要です。
挑戦者決定トーナメント決勝戦は3番勝負なので1敗は許されますが、2勝が必要。
なので、羽生竜王へのタイトル挑戦まであと10勝です。
藤井六段にとって10勝なんてスグのような気もしますが(現在も13連勝中)、竜王戦挑戦者決定トーナメントとなると強敵ぞろいです。昨年もこのトーナメントで連勝記録をストップされました。
タイトル戦前にも注目の対局が続きそうです。